41.1公正かつ不公正なプレー−キャプテンの責任
キャプテンは、「前文–The Spirit of Cricket」に記載されている「The Spirit of Cricket」および「The Rules」の範囲内でプレーが行われるようにする責任を負う。
41.2不公正な行為
41.2.1審判は、公正かつ不公正なプレーを単独で判断する。審判は、あるプレーヤーの行為 (「Rules」に規定されていないもの) が不公正であると判断した場合、そのコールが違反していない側に不利にならないことが明らかになった時点で、適切な場合はデッドボールをコールして合図し、その問題を他の審判に報告する。
41.2.1.1これが相手側による最初の違反である場合、ボウラーのエンド審判は、次に
-違反したプレーヤーのキャプテンを呼び出し、最初で最後の警告を発する。この警告は、残りの試合でチームのすべてのメンバーに適用される。
-違反したプレーヤーのキャプテンに、自分のチームのメンバーがこれ以上このような違反をすると、相手チームに5本のペナルティランを与えることになると警告する。
41.2.1.2これが相手側による2回目以降の違反である場合、ボウラーのエンド審判は、次に
-違反したプレーヤーのキャプテンを呼び出し、さらにこのような違反があったことを知らせる。
-相手側に5本のペナルティランを与える
41.2.1.3審判員は共同して、試合後できる限り速やかに、違反した側の役員および試合に責任を持つ理事会に事件を報告しなければならない。理事会は、キャプテン、その他の関係者、および該当する場合はチームに対して適切と考えられる措置をとるものとする。
41.3マッチボール-状態の変化
41.3.1審判員は、頻繁かつ不定期にボールを検査しなければならない。さらに、ボールの状態を変えようとしている疑いがある場合は、直ちにボールを検査しなければならない。41.3.2において認められている場合を除く。いかなるプレーヤーも、ボールの状態を変化させる行為を行うことは違反である。
通常の職務を遂行する場合を除き、打者は故意にボールを損傷してはならない。第5.5条 (ボールの損傷) も参照のこと。
ただし、野手は
41.3.2.1人工的な物質が使用されておらず、使用されている唯一の天然物質が汗であり、そのような研磨が時間を無駄にしないことを条件として、衣服の上でボールを磨くことができる。
41.3.2.2審判の監督の下でボールから泥を取り除く。
41.3.2.3濡れたボールを審判が承認した布の上で乾かす。
41.3.3審判は、いずれかのプレーヤーの行為が41.3.2の条件に適合しない場合、ボールの状態が不当に変更されたとみなす。
41.3.4審判は、いずれかの側のメンバーによってボールの状態が不当に変更されたと考えた場合、相手側の主将にボールの交換を希望するかどうかを尋ねる。打撃側の場合、必要に応じて、ウィケットのバッターが主将の代理を務めることができる。
41.3.4.1交換ボールが要求された場合、審判は、違反の直前のボールと同等の摩耗を有するボールを選択し、直ちに使用しなければならない。
41.3.4.2交換ボールの使用が選択されたかどうかにかかわらず、最終審判は、
-5ペナルティランを相手側に与える。
-必要に応じて、ウィケットの打者と守備側のキャプテンに、ボールが交換されたこととその理由を知らせる。
-何が起こったかをできるだけ早く打撃側のキャプテンに知らせる。
審判員は一緒になって、試合後できるだけ早く、違反側の役員と試合に責任を持つ理事会にその出来事を報告しなければならない。理事会は、キャプテン、その他の関係者、および必要に応じてチームに対して適切と考えられる措置を取るものとする。
41.3.5審判員は、試合中にそのチームがさらにボールの状態を不当に変更した事例があったことに同意した場合は、
41.3.5.1 41.3.4.1および41.3.4.2の手順を繰り返す。
追加の違反が守備側によって行われた場合は、さらに、ボウラーの最終審判員は、
41.3.5.2守備側のキャプテンに、前のボールを出したボウラーのボウリングを直ちに中止するよう指示する。その者は、試合で再びボウリングをすることを許されない。
その理由を、ウィケットの打者と、実行可能な限り速やかに、打撃側のキャプテンに知らせる。
必要に応じて、別のボウラーがオーバーを完了する。そのボウラーは、前のオーバーのいずれの部分もボウリングしてはならず、次のオーバーのいずれの部分もボウリングすることを許されてはならない。
41.4ストライカーの注意をそらそうとする意図的な試み
41.4.1いずれの野手も、ストライカーがデリバリーを受ける準備をしている間、または受けている間に、故意にストライカーの注意をそらそうとするのは不公平である。
41.4.2いずれかの審判が野手の行為がそのような試みであると判断した場合、直ちにデッドボールをコールして合図し、コールの理由を他の審判に知らせるものとする。
ボウラーズエンドの審判は、
5ペナルティランを打撃側に与える。
守備側の主将、打者、そしてできるだけ早く打撃側の主将にその理由を知らせる。
いずれの打者もその投球から退場させてはならず、ボールはオーバーの一つとして数えてはならない。ただし、いずれかの審判がノーボールをコールして合図しなければならない理由がある場合は、気をそらそうとする試みにかかわらず、そのようにしなければならず、このコールは有効とする。
他の審判と一緒に、試合後できるだけ早く違反側の執行部および試合を担当する理事会にその発生を報告する。理事会は、主将、その他の関係者、および適切な場合にはチームに対して適切と考えられる措置をとるものとする。
41.5打者に対する故意の注意散漫、欺瞞または妨害
41.4に加えて、いかなる野手も、ストライカーがボールを受け取った後に、いずれかの打者の注意散漫、欺瞞または妨害を言葉または行動によって故意に試みることは不公平である。
41.5.2注意散漫、欺瞞または妨害が故意であるかどうかを決定するのは、いずれか一方の審判である。
41.5.3いずれかの審判が、ある野手がそのような注意散漫、欺瞞または妨害を引き起こした、または起こそうとしたと考えた場合、直ちにデッドボールをコールして合図し、コールの理由をもう一方の審判に知らせるものとする。
41.5.4いずれの打者も、その投球から退場させてはならない。
41.5.5妨害が身体的接触を伴う場合、両審判員は共同して、第42条 (選手の行為) の違反があったかどうかを決定するものとする。
41.5.5.1第42条 (選手の行為) の違反があった場合、審判員は第42条の関連する手続きを適用するとともに、41.5.7から41.5.9までの各規定を適用するものとする。
41.5.5.2第42条 (選手の行為) の違反がなかったと判断した場合、審判員は41.5.6から41.5.10までの各規定を適用するものとする。
41.5.6ボウラー側の審判員は、該当する場合はスコアラーにボールなしまたはワイドの信号を送り、打撃側にペナルティランを5本与え、その理由を守備側のキャプテンに通知し、実行可能な限り速やかに打撃側のキャプテンに通知するものとする。
41.5.7ボールはオーバーの一つとして数えてはならない。
41.5.8攻撃前に打者が完了したランは、いずれかの側に与えられたペナルティランとともに得点するものとする。さらに、進行中のランは、攻撃の瞬間に打者がすでにクロスしていたかどうかにかかわらず、得点するものとする。
41.5.9ウィケットにいる打者は、どちらが次のボールを受けるかを決定するものとする。
41.5.10審判員は、試合後できる限り速やかに、違反側の執行部および試合を担当する理事会に報告するものとする。理事会は、主将、その他の関係者、および該当する場合にはチームに対して適切と考えられる措置をとるものとする。
41.6危険かつ不公正なショートピッチデリバリーのボウリング
41.6.1ボウラーのエンドアンパイアが次のことを考慮した場合、ショートピッチデリバリーのボウリングは危険である。
ストライカーの速度、長さ、高さ、方向によって、ストライカーが身体的な傷害を負う可能性が高いと判断した場合。ストライカーが保護具を着用しているという事実は無視しなければならない。
41.6.2ボウラーのエンドアンパイアは、41.6.1の下では危険ではないが、繰り返しヘッドの高さより上を通過する場合、ショートピッチデリバリーのボウリングは不公平であると考えることができる。
折り目で直立しているストライカー。21.10条 (ストライカーのヘッドの高さを超えるボールのバウンド) も参照。
41.6.3審判員が、以下の条件下で短ピッチデリバリーのボウリングが危険になったと判断した時点で、
41.6.1の下で、または41.6.2の下で不公平になったと判断した場合、彼/彼女はノーボールをコールし、合図しなければならない。
ボールがデッドになった場合、審判員はこれが最初で最後の警告であることを示してボウラーに警告し、他の審判員、守備側のキャプテン、打者に何が起こったかを知らせる。
この警告は、イニングを通してそのボウラーに適用される。
41.6.4同じボウラーがそのイニングでさらにそのようなボールを出した場合、審判員は
-コールとノーボールの合図
-ボールがデッドになった場合、守備側のキャプテンにボウラーを直ちにボウリングから一時停止するよう指示する-この措置の理由を他の審判員に知らせる。このように一時停止されたボウラーは、そのイニングで再びボウリングをすることを許されない。
該当する場合は、別のボウラーがオーバーを完了するものとし、そのボウラーは前のオーバーのいかなる部分もボウリングしてはならず、また次のオーバーのいかなる部分もボウリングすることを許されてはならない。
-審判員は打者に、そして実行可能な限り早く打者側のキャプテンに知らせるものとする。
審判員は一緒になって、試合後できるだけ早く、違反側のエグゼクティブおよび試合に責任を持つ理事会にその発生を報告しなければならない。理事会はキャプテン、その他の関係者、および該当する場合はチームに対して適切と考えられる措置をとるものとする。
41.6.3および41.6.4の警告シーケンスは、41.7の警告およびアクションシーケンスとは独立している。
41.7危険かつ不公正なノンピッチングデリバリーのボウリング
41.7.1ピッキング・クリーズで直立しているストライカーの腰の高さより上を通過するか、または投球せずに通過したであろうデリバリーは不公正である。このようなデリバリーがボウリングされた場合は常に、審判はノーボールをコールし、合図しなければならない。
41.7.2 41.7.1に定義されたデリバリーのボウリングは、ボウラーのエンド・アンパイアがストライカーに怪我をする危険があると判断した場合にも危険である。その判断を下す際に、審判は以下のことを行わなければならない。
-ストライカーが着用している保護具は無視し、以下のことに留意しなければならない。
-デリバリーの速度、高さ、方向、ストライカーの技量
-そのようなデリバリーの繰り返しの性質。
41.7.3アンパイアは、ボールがデッドになっているときに、非投球デリバリーまたは非投球デリバリーの連続が41.7.2の下で危険であると判断した場合、得点者にノーボールの合図を繰り返し、これが最初で最後の警告であることを示して、ボウラーに警告しなければならない。また、アンパイアは、他のアンパイア、守備側のキャプテン、およびバッターに、何が起こったかを知らせるものとする。この警告は、イニングを通してそのボウラーに適用されるものとする。
41.7.4そのイニングで同じボウラーによるそのような危険なデリバリーがさらにあった場合、アンパイアは、
コールとシグナルボールなし
ボールがデッドになったときは、守備側のキャプテンにボウラーを直ちにボウリングから一時停止するよう指示する。
この措置の理由を他のアンパイアに知らせる。このように一時停止されたボウラーは、そのイニングで再びボウリングをすることを許されない。
該当する場合は、別のボウラーがオーバーを完了するものとし、そのボウラーは前のオーバーのいかなる部分もボウリングしてはならず、また次のオーバーのいかなる部分もボウリングすることを許されてはならない。
さらに、アンパイアは
打者と、実行可能な限り早く、打撃側のキャプテンに知らせるものとする。
アンパイアは共同して、試合後できるだけ早く、違反側のエグゼクティブと、その試合に責任を持つ理事会にその発生を報告するものとする。理事会は、キャプテン、その他の関係者、および該当する場合はチームに対して適切と考えられる措置をとるものとする。
41.7.3および41.7.4の警告および措置の順序は、41.6のものとは独立している。
41.7.1に定義されているように不公正な投球を意図的に行ったとアンパイアが判断した場合、41.7.3の警告および警告は行わないものとする。アンパイアは、
直ちにノーボールをコールして合図する。
ボールがデッドになった場合、守備側の主将にそのボウラーを直ちにボウリングから一時停止するよう指示し、その理由を他のアンパイアに知らせる。
このように一時停止されたボウラーは、そのイニングで再びボウリングをすることを許されない。
該当する場合は、別のボウラーがオーバーを完了するものとし、そのボウラーは前のオーバーのいかなる部分もボウリングしてはならず、また次のオーバーのいかなる部分もボウリングすることを許されてはならない。
できる限り早く打者と、打者側の主将に知らせる。
審判員は共同して、試合後できる限り速やかに、違反側の執行部および試合に責任を有する理事会にその発生を報告するものとする。理事会は、主将、その他の関係者、および該当する場合はチームに対して適切と考えられる措置をとるものとする。
41.8故意の前足ノーボールのボウリング
審判は、ボウラーが故意の前足ノーボールを出したと判断した場合は、次のことを行うものとする。
-直ちにコールし、ノーボールを合図する。
-ボールがデッドになった場合は、守備側のキャプテンにボウラーを直ちにボウリングから一時停止するよう指示する。
-この措置の理由を他の審判に知らせる。
このように一時停止されたボウラーは、そのイニングで再びボウリングをすることを許されない。
該当する場合は、別のボウラーがオーバーを完了するものとし、そのボウラーは前のオーバーのいずれの部分もボウリングしてはならず、次のオーバーのいずれの部分もボウリングすることを許されない。
-打者と、できるだけ早く打者側のキャプテンに知らせる。
審判員は、試合後できるだけ早く、違反側の執行部および試合を担当する理事会に報告するものとする。理事会は、キャプテン、その他の関係者、および該当する場合はチームに対して適切と考えられる措置をとるものとする。
41.9守備側による時間の浪費
41.9.1野手が時間を浪費するのは不公平である。
41.9.2いずれかの審判が、守備側のキャプテンまたは他の野手によって、オーバーの進行が不必要に遅い、または他の方法で時間が浪費されていると判断した場合、まず最初に関係する審判は、次のことを行う。
-ボールがインプレーの場合は、デッドボールをコールして合図する。
-起こったことを他の審判に知らせる。
次に、ボウラーズエンドの審判は、次のことを行う。
-これが最初で最後の警告であることを示して、守備側のキャプテンに警告する。
-起こったことを打者に知らせる。
41.9.3いずれかの審判が、野手によるそのイニングでさらに時間の無駄があると考えた場合、関係する審判は、次のことを行う。
ボールがインプレーの場合は、デッドボールをコールして合図する。他の審判に起こったことを知らせる。
次に、ボウラーのエンド審判は、
時間の無駄がオーバー中でない場合は、打撃側に5ペナルティランを与え、守備側のキャプテンにその理由を知らせる。
または、時間の無駄がオーバー中である場合は、守備側のキャプテンにボウラーを直ちにボウリングから一時停止するよう指示する。
このように一時停止されたボウラーは、そのイニングで再びボウリングをすることを許されない。
該当する場合は、別のボウラーがオーバーを完了するものとし、そのボウラーは前のオーバーのいずれの部分もボウリングしてはならず、次のオーバーのいずれの部分もボウリングすることを許されない。
さらに、審判は、打者と、可能な限り早く、打者側のキャプテンに、何が起こったかを知らせるものとする。
審判は共に、試合後できるだけ早く、違反側の執行部と、その試合に責任を持つ理事会に、その出来事を報告するものとする。理事会は、キャプテン、その他の関係者、および該当する場合はチームに対して、適切と考えられる措置をとるものとする。
41.10バッターの無駄な時間
41.10.1バッターが時間を無駄にするのは不公平である。通常の状況では、ストライカーは、ボウラーが助走を始める準備ができたときに、常にストライクを取る準備ができていなければならない。
41.10.2いずれかのバッターがこの要件を満たさなかったり、その他の方法で時間を無駄にした場合は、次の手順を採用しなければならない。最初の場合は、ボウラーが助走を始める前か、ボールがデッドになったときのどちらか、必要に応じて、審判は
-両バッターに警告し、これが最初で最後の警告であることを示す。この警告は、イニング全体に適用される。審判は、入ってくる各バッターにその旨を通知する。
-起こったことを他の審判に知らせる。-起こったことを、守備側のキャプテンと、できる限り早く、打撃側のキャプテンに知らせる。
41.10.3そのイニングでいずれかのバッターがさらに時間を無駄にした場合、審判は、ボールがデッドになっている間の適切な時間に、
-守備側に5ペナルティランを与える。
-この処置の理由を他の審判に知らせる。
-他のバッター、守備側のキャプテン、そして可能な限り早く、打撃側のキャプテンに、何が起こったかを知らせる。
審判員は共同して、試合後できるだけ早く、違反側の執行部および試合に責任を持つ理事会に報告しなければならない。理事会は、キャプテン、その他の関係者、そして適切な場合にはチームに対して適切と考えられる処置を取らなければならない。
41.11保護区域
保護区域とは、両端がポッピング・クリースに平行で、それぞれの前方5フィート/1.52 m、両側が架空線で囲まれた長方形内にあるピッチの区域で、それぞれがポッピング・クリースに平行で、そこから1フィート/30.48 cmのところにある2つの中央の切り株の中心を結ぶ架空線の両側を指す。
41.12野手がピッチに損害を与える
41.12.1故意または回避可能な損害をピッチに与えることは不公平である。いずれかの審判が、野手がピッチにいることに合理的な理由がないと判断した場合、野手は回避可能な損害を与えたとみなされる。
41.12.2野手が故意または回避可能な損害をピッチに与えた場合 (41.13.1項を除く)、その違反を最初に発見した審判は、ボールがデッドになった時点で他の審判に通知しなければならない。次に、ボーラーズ・エンドの審判は、
守備側のキャプテンに警告し、これが最初で最後の警告であることを示す。この警告は、イニング全体に適用される。
発生したことを打者に知らせる。
41.12.3そのイニングで、いずれかの野手による故意または回避可能なピッチへの損傷がさらに発生した場合、違反を見た審判は、ボールがデッドになったときに、他の審判に知らせるものとする。次に、ボーラーエンドアンパイアは、
該当する場合は、スコアラーにボールなしまたはワイドを合図する。打撃側に5ランのペナルティを与える。
該当する他の5ランのペナルティを与える。
守備側キャプテンにこのアクションの理由を知らせる。打者と、実行可能な限り早く、打撃側キャプテンに何が起こったかを知らせる。
審判員は一緒に、試合後できるだけ早く、違反側の執行部と試合に責任を持つ理事会にその発生を報告しなければならない。理事会は、キャプテン、その他の関係者、および適切と思われる措置を講じるものとする。
適切な場合はチーム。
41.13保護区域を走るボウラー
41.13.1ボールが出たかどうかにかかわらず、ボウラーがフォロースルー中に正当な理由なく保護区域に入ることは不公平である。
41.13.2ボウラーがこの法律に違反した場合、ボールがデッドになった時点で、審判は
-ボウラーに警告し、起こったことを他の審判に知らせる。この警告はイニングを通してそのボウラーに適用される。
-守備側のキャプテンと打者に起こったことを知らせる。
41.13.3同じボウラーがそのイニングで再びこの法律に違反した場合、審判はこれが最終警告であることを示して上記の手順を繰り返すものとする。この警告はイニングを通しても適用される。
41.13.4同じボウラーがそのイニングで3回目にこの法律に違反した場合、ボールがデッドになったとき、審判は、
守備側のキャプテンにボウラーを直ちにボウリングから一時停止するよう指示する。該当する場合、オーバーは
別のボウラーが完了し、そのボウラーは前のオーバーのいかなる部分もボウリングしてはならず、また次のオーバーのいかなる部分もボウリングすることを許されてはならない。このように一時停止されたボウラーは、そのイニングで再びボウリングをすることを許されてはならない。
この措置の理由を他の審判に知らせる。打者と、実行可能な限り早く、打撃側のキャプテンに、何が起こったかを知らせる。
審判は共同して、試合後できるだけ早く、違反側の役員と、その試合に責任を持つ理事会に報告しなければならない。理事会は、キャプテン、他の関係者、そして適切な場合にはチームに対して、適切と考えられる措置を取らなければならない。
41.14打者がピッチに損害を与えること
41.14.1故意または回避可能な損害をピッチに与えることは不公平である。ストライカーがプレー中またはプレー中に保護区域に入った場合、その直後にそこから移動しなければならない。打者がピッチにいることに合理的な理由がないといずれかの審判が判断した場合、その打者は回避可能な損害を与えたとみなされる。
41.14.2いずれかの打者が故意または回避可能な損害をピッチに与えた場合 (41.15の場合を除く)、違反を発見した審判はまず、ボールがデッドになった時点で、他の審判にその発生を知らせなければならない。次に、ボウラーズエンドの審判は
この行為が不公平であることを両打者に警告し、これが最初で最後の警告であることを示す。この警告はイニング全体に適用される。審判は、そのように各打者に知らせなければならない。
可能な限り速やかに、守備側の主将と打撃側の主将に、起こったことを知らせる。
41.14.3そのイニングで、いずれかの打者による故意または回避可能なピッチへの損傷がさらに発生した場合、違反を見た審判は、ボールがデッドになったときに、他の審判にその発生を知らせなければならない。
ボーラーズ・エンドの審判は、打撃側へのすべてのランを禁止しなければならない。
アウトしていない打者は、該当する場合はスコアラーにボールなしまたはワイドの元の終了信号に戻す。守備側に5ランのペナルティを与える。
第28.3条 (守備側に属する防護ヘルメット) に基づくペナルティラン以外に適用されるその他の5ランのペナルティを与える。
守備側のキャプテンと、実行可能な限り速やかに打撃側のキャプテンに、この措置の理由を知らせる。
審判員は、試合後できる限り速やかに、違反側の執行部および試合に責任を有する理事会に、この事態を報告するものとする。理事会は、キャプテン、その他の関係者、および該当する場合はチームに対して適切と考えられる措置をとるものとする。
該当する場合、チーム。
41.15保護区域内のストライカー
41.15.1ストライカーは、保護区域内、または頻繁な侵入が避けられないほど保護区域に近いバッティングポジションをとってはならない。
ストライカーは、自身のバッティングポジションを示す目的で、ピッチ上にマークを付けることができる。ただし、保護区域に不当に近いマークがないことを条件とする。
41.15.2ストライカーが41.15.1項のいずれかの条件に違反した場合、違反を見た審判は、ボウラーが配信ストライドに入っていない場合は、直ちにデッドボールをコールして合図しなければならない。そうでない場合は、ボールがデッドになるまで待ってから、他の審判にその旨を知らせるものとする。
ボウラーのエンドアンパイアは、
ストライカーにその行為が不公平であることを警告し、これが最初で最後の警告であることを示す。この警告は、イニング全体に適用されるものとする。アンパイアは、ストライカー以外の打者および各打者にその旨を通知する。
守備側のキャプテンおよび、実行可能な限り速やかに打撃側のキャプテンに、何が起こったかを通知する。
41.15.3本セクションのいずれかの条件にさらに違反した場合
そのイニングのいずれかの打者が41.15.1のいずれかの条件に違反した場合、違反を見たアンパイアは、ボウラーが配信ストライドに入っていない場合は、直ちにデッドボールをコールして合図しなければならない。
そうでない場合は、ボールがデッドになるまで待ってから、他のアンパイアにその発生を知らせるものとする。
次に、ボウラーのエンドアンパイアは、バッティング側へのすべてのランを禁止しなければならない。
アウトしていないバッターは、該当する場合はスコアラーにボールなしまたはワイドの元のエンドシグナルに戻す。守備側に5ランのペナルティを与える。
第28.3条 (守備側に属する防護ヘルメット) に基づくペナルティラン以外に適用されるその他の5ランのペナルティを与える。
守備側のキャプテンと、できるだけ早く打撃側のキャプテンに、この措置の理由を知らせる。
審判員は、試合後できるだけ早く、違反側の執行部および試合に責任を持つ理事会に報告するものとする。理事会は、キャプテン、その他の関係者、および該当する場合はチームに対して適切と考えられる措置をとるものとする。
41.16打者が得点を奪う
ボウラーの助走中に打者が得点を奪おうとするのは不公平である。ボウラーがノンストライカーを追い出そうとしない限り–第38.3条 (ノンストライカーがグラウンドを早期に離れる) を参照–審判は次のことを行う。
-打者がそのような試みでクロスしたらすぐにデッドボールをコールして合図する。
-この行為の理由を他の審判に知らせる。
ボウラーのエンド審判は次に
-打者を元のエンドに戻し、その試みを許可しない。
-守備側に5点のペナルティランを与える。
-その他の該当する5点ペナルティを与える。
-この措置の理由を、打者、守備側主将、および可能な限り速やかに打撃側主将に知らせる。
審判員は、試合後できる限り速やかに、違反側の執行部および試合に責任を有する理事会に報告するものとする。理事会は、主将、その他の関係者、および該当する場合はチームに対して適切と考えられる措置をとるものとする。
41.17ペナルティラン
41.17.1いずれかの側にペナルティランが与えられた場合、ボールがデッドになったときに、審判は得点者にペナルティランを合図しなければならない。第2.13条 (合図) 参照。
41.17.2ペナルティランは、すでに結果が出ている場合であっても、法がペナルティランを与えなければならない場合に与えなければならない。第16.6条 (ウィニングヒットまたはエキストラ) 参照。
ただし、第23.3条 (レッグバイは与えられない)、第25.7条 (ストライカーランナーの制限)、第28.3条 (守備側の保護ヘルメット) および第34.4条 (合法的に複数回打たれたボールからのランは許される) のペナルティランの与え方の制限が適用されることに注意すること。
41.17.3打撃側に5つのペナルティランが与えられた場合、ペナルティ・エキストラとして得点され、他のペナルティに加えて得点されるものとする。
これらのペナルティランはボールがデッドになったときに与えられるものであり、直前の送球または直後の送球からの得点とはみなされず、これらの送球からの得点に加えて得点されるものとする。打者は、5点ペナルティだけを理由にエンドを変更してはならない。
41.17.4守備側に5つのペナルティランが与えられた場合、ペナルティ・エキストラとして、最後に完了したイニングの総得点に加算されるものとする。守備側がイニングを完了していない場合、5つのペナルティランは次のイニングの得点に加算されるものとする。