ルール35 ウィケットを打つ

35.1 アウトヒットウィケット
35.1.1 ストライカーは、次のいずれかの状況において、ボウラーが配信ストライドに入った後、ボールがプレーされている間に、ストライカーのバットまたは人によってウィケットが破られた場合、アウトヒットウィケットとなります。これは法律29.2.1.2から29.2.1.4 (ウィケットを公正に破る) に記載されています。
35.1.1.1配信を受ける準備をしている、または配信を受ける際にストライカーがとった行動の過程で、
35.1.1.2ボールをプレーまたはプレーした直後に最初のランに出発する場合、
35.1.1.3ボールをプレーしようとしなかった場合、最初のランに出発する際、ただし、審判の見解では、ストライカーがボールをプレーする機会を得た直後であることを条件とします。
35.1.1.4第34.3条の規定 (ボールを合法的に複数回打つ) の範囲内で、ウィケットを守る目的で合法的に2回目またはそれ以上のストロークを行う場合。
35.1.2 ストライカーが29.1.1.2条から29.1.1.4条までに規定されている方法のいずれかで、ボウラーが配信ストライドに入る前にウィケットを置いた場合、いずれかの審判はデッドボールをコールし、合図しなければならない。

35.2 アウトではないウィケットを打つ
次のいずれかに該当する場合、ストライカーが35.1条に規定されている方法のいずれかでウィケットを置いた場合、この法律ではアウトではない。
-ストライカーが35.1.1.2条から35.1.1.4条までに規定されている以外の、配信を受けるためのアクションを完了した後に発生する。
-ストライカーが最初のランのためにすぐに出発する以外の、走行中に発生する。
-ストライカーがアウトになったり、立ち往生したりするのを避けようとしているときに発生する。
-ストライカーがスローインを避けようとしているときに発生する。
-配信ストライドに入った後のボウラーがボールを配信しない。この場合、いずれかの審判は直ちにデッドボールをコールし、合図しなければならない。第20.4条 (審判によるデッドボールのコールと合図) 参照。
-配信がノーボールである。

35.3 得点
ストライカーが退場したときは、無得点とする。ワイドのワンランペナルティと5ペナルティランの裁定以外のウィケットを打つ。