ルール26 フィールドでの練習

26.1 ピッチまたはその他の広場での練習
26.1.1 試合日のいかなる時間においても、ピッチ上での練習は禁止する。
26.1.2 審判の承認がある場合を除き、試合日のいかなる時間においても、その他の広場での練習は禁止する。

26.2 外野での練習
26.2.1 試合日のいかなる時間においても、外野でのあらゆる形態の練習を許可する。
-試合開始前、
-試合終了後、および
-昼食とお茶の間、またはイニングとイニングの間。
ただし、そのような練習が外野の状態を著しく悪化させないことを審判が確認した場合に限る。
26.2.2 プレーコールとタイムコールの間は、以下のすべての条件を満たすことを条件として、外野での練習を許可する。
-付録A.7に定義された野手のみがそのような練習に参加する。
-この練習にはマッチボール以外のボールを使用しない。
-正方形とマッチピッチに平行な方向の境界線との間の領域でボウリングの練習を行わない。
-審判は、それが法律41.3 (マッチボール-その状態の変更) または41.9 (守備側による時間の浪費) のいずれにも違反しないことを確認する。そのような違反があった場合は、法律41の制裁が適用される。ただし、与えられた警告は、法律26および法律41 (アンフェアプレー) の両方に基づくその後の事例に適用される。

26.3 試打
ボウラーは、法律41.9 (守備側による時間の浪費) または法律41.12 (野手によるピッチの損傷) のいずれにも違反しないと審判が納得する場合には、試打を行うことが許される。

26.4違反に対する罰則
すべての形式の練習は、法律41.3 (マッチボール-状態の変更)、法律41.9 (守備側による時間の浪費) および法律41.12 (野手によるピッチの損傷) の規定に従う。
26.4.1 26.1または26.2の規定のいずれかに違反した場合、審判は次のことを行う。
-その練習が許可されていないことを選手に警告する;
-他の審判と、実行可能な限り速やかに両キャプテンに、この行為の理由を通知する。
26.4.1.1 違反がウィケットの打者によるものである場合、審判は、他の打者と各打者に警告が発せられたことを通知する。警告は、試合中、その選手のチームに適用されるものとする。
26.4.2 試合中、そのチームのいずれかの選手がさらに違反を犯した場合、審判は、
-5ペナルティランを相手側に与える;
-他の審判、スコアラー、可能な限り速やかに両キャプテン、および違反がプレー中の場合はウィケットのバッターに通知する。
審判は共同して、試合後できる限り速やかに違反を犯した側の執行部および試合を担当する理事会に報告するものとする。理事会は、キャプテン、その他の関係者、および該当する場合はチームに対して適切と考えられる措置を講じるものとする。