ルール16 結果

16.1 2イニング勝ちの試合
相手の完投したイニングの合計得点を上回った側が試合に勝つ。第13.3条 (完投イニング) 参照。16.6も参照。

16.2 一イニング勝負
一イニングで相手が完投したイニングの得点を上回る得点を挙げた側が勝利する。13.3法 (完投イニング) を参照。16.6も参照。

16.3 審判員による試合の裁定
13.1.2法 (イニング数) の合意にかかわらず、
16.3.1試合は、次のいずれかの側が負けるものとする。
16.3.1.1敗北を認める
16.3.1.2審判員がプレーを拒否すると判断した場合。その場合、審判員はもう一方の側に試合を裁定する。
16.3.2審判員がいずれかのプレーヤーの行為がいずれかの側のプレー拒否に該当する可能性があると考えた場合、審判員は共にその行為の原因を確認する。その上で、この行為が一方の側のプレー拒否に該当すると判断した場合、審判員はその側のキャプテンにその旨を通知する。キャプテンがその行為に固執する場合、審判員は16.3.1に従って試合を裁定する。42.6.1項 (プレーヤーをフィールドから移動させることを拒否するキャプテン) も参照。
16.3.3 16.3.2項の行為がプレー開始後に行われ、プレー拒否に該当しない場合。
プレー時間は、インターバル (11項) およびプレーの中断(第2.8条)を除き、タイムコールからプレーコールまでの間に失われたものとしてカウントする。
その日のプレー終了時間は、この時間だけ延長される。
該当する場合は、この時間のみを理由として、試合の最後の時間にオーバーを差し引かない。
16.4 13.1.2項に基づく合意がある試合
13.1.2項 (イニング数) に基づく合意がある試合について、16.1項、16.2項または16.3項に記載された方法のいずれかで結果が決定されない場合、結果はその合意に定められたとおりとする。

16.5 その他のすべての試合–引き分けまたは引き分け
16.5.1 引き分け
すべてのイニングが終了し、スコアが等しい場合、試合の結果は引き分けとする。
16.5.2 引き分け
16.1、16.2、16.3、16.4、16.5.1のいずれの方法でも決定されない場合、または法律42.6.2 (競技場からの選手の退場を拒否するキャプテン) が適用される場合、試合の結果は引き分けとする。

16.6 当たりまたはエキストラ
16.6.1 16.1、16.2、16.3、16.4または16.5.1に定義されているように結果に達した時点で、試合は終了する。その後に起こったことは、法律41.17.2 (ペナルティラン) に規定されている場合を除き、試合の一部とみなされない。注16.9も参照。
16.6.2 打者がキャッチを完了する前に完了したラン、またはストライカーが解雇される可能性のあるキャッチの妨害を含めずに、そのランの合計が十分である場合にのみ、最後に打った側が勝利するのに十分なランを獲得したことになる。
16.6.3 打者が試合に勝つのに十分なランを完了する前にバウンダリーが得点された場合は、バウンダリーアローアンスの全額がその側の合計に、バットがヒットした場合はストライカーのスコアに加算される。

16.7 結果の記述
最後に打った側がすべてのウィケットを失うことなく試合に勝った場合、結果はその時点でまだ落ちるウィケットの数だけ勝利と記述する。
最後に打った側が相手側の合計得点を超える合計得点を獲得することなくイニングを完了したが、ペナルティランが5回与えられた結果、その側の合計得点が勝利するのに十分である場合、結果はペナルティランによるその側の勝利と記述する。
最後に打った側が試合に勝った場合、結果はランによる勝利と記述する。
一方の側が敗北を認めたか、試合を拒否したことによって試合が決定された場合、結果は場合に応じて「試合を認めた」または「試合を認めた」と記述する。

16.8 結果の正確性
スコアの正確性に関する決定は、審判員の責任とする。第2.15条 (スコアの正確性) 参照。

16.9 採点ミス
試合が終了したと信じて選手と審判員がフィールドを離れた後、審判員は、結果に影響を及ぼす採点ミスが発生したことを発見した場合、第16.10条に従って、次の手順を採用する。
16.9.1 選手がフィールドを離れたときに、最後に打った側がイニングを終了していない場合、および
最後の時間またはそのイニングで行われるオーバー数が完了していない場合
または合意された試合終了時間またはイニング終了時間に達していない場合
一方が敗北を認めない限り、審判はプレーの再開を命じなければならない。
より早く結果が得られない限り、状況が許せば、規定のオーバー数が完了し、試合終了時間に達するまで、またはイニングの割り当てられた時間が経過するまでプレーは継続される。オーバー数と残り時間は、試合終了を想定したタイムコール時のものとする。その時点からプレーの再開までの時間は考慮されない。
16.9.2 このタイムコール時にオーバー数が完了し、プレー時間が残っていない場合、または最後に打った側がイニングを終了した場合、審判員は直ちに両キャプテンにスコアと結果に対する必要な修正を通知するものとする。

16.10 結果は変更できない
試合終了時に審判員がスコアの正確性についてスコアラーと合意した場合 (第2.15条 (スコアの正確性) および第3.2条 (スコアの正確性) を参照)、その後結果を変更することはできない。